「マイエピ」アプリで備える|エピペンの話

息子とエピペンのこと

息子は食物アレルギーがあり、医師からエピペン(アドレナリン自己注射薬)を処方されています。
幸い、これまでに実際に使用したことはありません。

でも、「使わずに済む」ことを目指すと同時に、
「いざという時、迷わず使えること」もとても大切だと感じています。

「マイエピ」アプリについて

「マイエピ」アプリは、エピペンを持つ人とその家族のためのサポートアプリです。

  • ユーザーごとの症状を記録するノート機能
  • アレルギー情報が読めるライブラリー機能
  • 疑問を解消できるQ&Aコーナー
  • そして、いざという時に役立つ緊急時音声ナビ

などが使える便利なアプリです。

緊急時に迷わない仕組み

このアプリのトップ画面には、赤い大きな「いまエピペンを使用する」ボタンがあります。

これを押すと、

  • 「症状を確認して使う」
  • 「今すぐ使う」

の選択肢が表示され、選ぶと音声ナビが流れます。

エピペンを使うべき症状や、使用手順が音声とスライドで順を追って案内されるので、慌てず対応できる設計です。

私自身も最初に見たとき、「これならパニックになっても対応できそう」と思えました。

学校でも一緒に備える

わが家では、祖父母や学校の先生にも「マイエピ」アプリを入れてもらっています

学校の先生には、職員用のタブレットにもインストールしていただき、
面談の際にはアプリのガイダンスを一緒に見ながら、練習用エピペンを使って確認しています。

先生方は講習も受けておられるので使い方はご存じですが、
このアプリがあることで、いざという時にも迷いなく対応できるのではないかと思っています。

祖父母にも伝わるツールとして

祖父母には講習の機会がないことも多いため、どう説明したらよいか悩むこともあります。
そんなとき、このアプリの音声ナビを一緒に見ることで、自然と理解が深まります。

「どんな症状が出たらどうすればよいか」が伝わりやすく、安心感につながっています。

マイエピは、家族みんなで安心を共有できる心強いツールです。

今日のひとこと

備えは「持つこと」だけじゃなく、「使えること」。

マイエピのようなツールに助けられながら、
息子が安心して毎日を過ごせるよう、できることを少しずつ整えていきたいと思います。


※この記事は筆者の個人的な体験に基づいて書かれています。医療的な判断については、必ず医師にご相談ください。

この記事を書いた人

熊本在住です。息子が乳と卵にアレルギーがあるので、乳卵不使用のごはんやおやつを今日も作っています。

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